2016年3月第一例会(第1275回)

◆◇と き 平成28年3月8日(火)12:15~    ◆◇ところ 西脇経済センタービル2F

司 会 計画大会委員会 委員長 L大瀬良修

1.開会のゴング  会 長 L宮﨑春貴

2.国歌並びにライオンズクラブの歌斉唱

3.「ライオンと呼ばるる人」朗読  奉仕委員会委員長 L藤原雅彦

4.会長あいさつ  会 長 L宮﨑春貴

DSC00462-1本日も例会出席いただきして有難うございます。今月の11日で東日本大震災から5年目を迎えます。震災の影響がなかった地域のかたにとっては、すでに日常の生活が震災前の生活とほとんど変わらないものとなっていると思います。東北では、いまだに復興が進まず、元通りの生活には程遠いという方もおられるのに、だんだんと震災の記憶が薄れてきていると感じることがあり、これは危険なことだと考えます。3月は個人の防災対策を今一度見直すのにはよい機会と考えます。いざという時の避難経路の確認や、非常食、非常用水などの確認をする、よい機会として、会社、家庭でもこの時期に再認識されてはどうでしょうか。南海トラフでの巨大地震では今後30年以内の発生確率は60~70%ともいわれています。
—中央防災会議、によりますと

この南海トラフ巨大地震による被害については、超広域に わたる巨大な津波、強い揺れに伴い、西日本を中心に、東日本大震災を超える甚大な人的・物的被害が発生し、 我が国全体の国民生活・経済活動に極めて深刻な影響が生じる、まさに国難とも言える巨大災害になるものと想定される。

となっています。もしものとき如何にして身を、家族を守るかを一度考えてみる機会にしていただきたいと思います

5.本月の誕生祝  L藤井泰造

6.次期役員候補者の指名  次期役員指名委員長 L生田弘之

7.幹事報告  幹 事 L徳岡武義

8.本日の議題

9.その他、報告事項 

10.食事

11.会員スピーチ  「閑 話」 L柳井映二
L柳井私は茨木市で生まれ、大学卒業まで大阪で過ごし、卒後神戸、三田の病院を経て平成3年5月に「やない外科胃腸科」を開設しました。市内では24時間営業のコンビニがまだない時代に、「医療界のコンビニ」を目指し24時間対応し、また19床の入院設備を持ち激しい体力勝負の仕事をしてきましたが年令が進むにつれ病床を閉じ、夜間対応もほどほどにというところで落ち着いています。平成15年1月に母の認知症を契機に西脇第1号のグループホームを開設しました。私自身認知症医療の経験はなく知識も乏しいなか、認知症介護の経験豊かな人材に巡り会え順調に運営することができました。
家庭的な雰囲気の中
心のふれあいを大切にし
高齢者一人一人が
安心して、楽しい、生活ができるように、
私たちはさりげなく見守り、援助をします。  9人入居の小さな「グループホームすみれ」のコンセプトです。
ついさっきのことを忘れ同じ事ばかり言ったり聞いたりする人、食事をしたことを忘れる人、家族の顔を忘れてしまう人、さらに常に興奮し怒っていたり、服の着方がわからず自分で着替えができない人、暴力をふるったり徘徊する人、様々な病状の人がいます。一方、楽しい、怖い、悲しいなどの感情面は残ることが多く、自分にとって怖い人、優しい人の判別はわかるようで、この辺りをうまく利用し日常生活を円滑に進めています。
グループホームすみれでは定時の起床就寝、着替え洗面、食事、さらに能力に合わせた運動、入浴などをきっちりルーティーン化し元来の生活を思い出せるようにしています。また女性ではできる範囲の炊事、あとかたづけ、洗濯ものたたみなども大切な作業となっています。認知症進行予防の第一歩は規則正しい日常生活を守ることで、これをしっかりと実践しています。
さて会員の皆様に少し質問をします。昨晩食べたものを思い出してください。ただし60代の方は一昨日の、50代の方は一昨昨日の食べたものを思い出してください。別に覚えていなくてもよいことでも若い時は自然に頭に入り数日間残っていますが年齢とともにこのあたりの能力低下が起こります。また加齢に伴い白いものを識別するという能力低下が生じます。白い茶碗にご飯粒を残しかけると少し怪しくなってきた証拠です。年齢を重ねるごとに脳の老化も進みます。日々チャレンジする気持ちを忘れず、些細なことに感動し、、適度な運動を心掛け老化更には認知症予防に努めてください。なお認知症になり家庭生活に支障が出たら私共の「グループホームすみれ」に入所、というPRで私の話を終了いたします。

12. 前回のファインバンク  テールツイスター

13.本日の出席率  会員・会則・財務委員長 L稲益和貴

14.また会う日まで

15.閉会のゴング  会 長 L宮﨑春貴