2024年~20254年度 クラブ運営方針
西脇ライオンズクラブ
会 長 藤田和昌
西脇ライオンズクラブ第62代会長を拝命するにあたり、自身の年齢よりも長い歴史を持つこの西脇ライオンズクラブの重みを、改めて実感しております。まだまだライオン歴の浅い自分が「会長」という大役を背負い、どのように62年の長きに渡る西脇ライオンズクラブに1ページを刻むことができるのか。不安でいっぱいではありますが、逆にワクワクしている自分がいるのも確かです。
私自身が生きていく上で大事にしていることは、「この世に無駄なものはない。常に前向きにポジティブに。そして謙虚な心で。」ということです。驕り高ぶることなく、良いことも悪いことも受け入れ、自身の関わる人々が笑顔になってくれるような人間になることを心掛けています。
私が大切にしている思いを込めて、「会長テーマ」「アクティビティスローガン」を次のようにしました。
会長テーマ「笑ろてるライオンズがええやん!」
アクティビティスローガン「みんなの笑顔は自分の喜び」
ボランティア活動をする上で大事なことは、奉仕活動を通して様々な人を「笑顔」にすることだと思います。「笑顔」は楽しい気持ちになり、幸せな気持ちになり、前向きな気持ちになります。「笑顔」はやる気を生み、生きる活力を与えます。そして「笑顔」をシェアすることで、「笑顔」はみんなに伝染していきます。「笑顔」はこの世で最も尊い存在です。
大学を卒業して最初に就職した財団法人が運営する専門学校に勤めていた際、一緒に勤務していたアメリカ人講師がいて、色んなお願い事をした時に「Thank you」とお礼を言うと、いつも「My pleasure. 私の喜び」と笑顔で返答してくれました。「あなたが笑顔になってくれるのは私の喜びです。」ということでした。
社会に出たばかりで基本的に自分のことしか考えていなかった私にとって、この言葉、考え方は衝撃でした。心に響きました。以降、「みんなの笑顔は自分の喜び」であることを自身のモットーとして、行動、考え方の指針としています。
しかし、人々を「笑顔」にすることは簡単ではありません。難しいです。自分を「笑顔」にしてもらうことを求めるのではなく、「笑顔」になってもらうように心掛け、行動に移すことが大事です。
「笑ろてるライオンズがええやん!」というテーマは、我々メンバーが笑顔で活動することで、ライオンズクラブに関わってくださる皆さんも必ず笑顔になっていただけるという思いがあります。
「笑ろてるメンバーがええやん!」「笑ろてる家族がええやん!」「笑ろてる皆さんがええやん!」
ライオンズクラブ国際協会というスケールメリットを活かした活動も重要ではありますが、地域に根差した「草の根活動」のアクティビティを最優先したいと思っています。足元をしっかりとしなければいけません。これまで培った西脇ライオンズクラブの事業ももちろん大切です。そこにプラスして地域の方々が笑顔になれるアクティビティがきっとあるのではないか。そのニーズに応えることができるように常にアンテナを張り、すばやく手を差し伸べていきたいと思います。
特に私が深く関わってきた青少年に関する新たなアクティビティを模索したい。
「ライオンと呼ばるる人」で大好きな文言である「幼児たちに親しまれる人」を正に実行できるようなアクティビティです。子どもたちの笑顔は宝物ですね。
人生の先輩方である多くのメンバーの皆さんは、私よりも多くの引き出しを持っておられます。その経験、知識を惜しみなく発揮して、未熟な私をサポートしていただきたいと思います。
1年間というとても短い期間ですが、メンバーの皆さんと共に笑顔で、喜びを共有しながら活動ができれば幸いです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
謙虚な姿勢で、かつ全力で取り組んでまいります。皆さま、よろしくお願いいたします。