YCE夏期派遣事業

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派遣学生;藤田君 1998年生         会長からバナーとバッジを委託Snapshot

西脇市在住 県立高校生

派 遣 先;MD-19-B-3 Mill Creek  Lions

ホストファミリー; Judy   &  Matt  Robertson     Snohomish,  Washington,  USA

 

2015年7月第2例会(第1260回例会)でのあいさつ  

今回8月3日から28日までアメリカのシアトルに派遣されます藤田と言います。僕が小学6年生の時に(西脇)ライオンズクラブと富良野(ライオンズクラブ)との交換事業で富良野へ一度行きまして、去年の8月に個人でもう一度(ホストファミリーに)会いに行きました。めったにできない事なので、今回もアメリカでのホームステイに関しても、向こうの家庭の人と仲良くなって、今後の将来について自分が何かをする時(のため)に、向こうに行った時に挨拶ができるような関係になって帰ってきたいと思います。有難うございました。

7月29日 西脇市長訪問

DSC00125DSC00123    片山市長からお土産として播州織の扇子を託されました。

 

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市 長;アメリカで何を学びたいですか?

藤田君;僕は受験生なので、将来の進路に役立つようにいろんな

ことを経験したいと思います。

市 長;文化や習慣の違いなど学ぶことは多いと思います。

 

 

8月3日 出 発

 

8月28日 帰 国

2015-08-28 20.40.48-1 元気な笑顔で帰国。

ご家族とともに徳岡幹事と小山YCE委員長が出迎えました。

 

 

 

 

 

 

11月24日 帰国報告 

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一ケ月間のホームステイを行い、今までより格段に視野が広がりましたし、考え方も変わったように思います。私が行ったアメリカワシントン州シアトル市は、神戸と姉妹都市です。また、すぐ近くのレントン市はここ西脇と姉妹都市です。気候が大変穏やかで、一ケ月間苦も無く過ごすことができました。海外にいながらも、どこか懐かしい雰囲気を感じたのは、シアトルが自然豊かであることや、そこに住んでいる方々の大らかさが故なのかもしれません。ホストファミリーも含め、出逢った方全員が優しく接してくださいました。シアトルのライオンズクラブの方々も温かく迎い入れてくださいました。

このホームステイを通じて、私が感じたことは大きく分けて二つあります。

一つは人の縁です。まずは初日にいきなり私の荷物だけ届かわい、というハプニングがありました。その時に一緒に行っていた森さんという方と、森さんのホストファミリーの方が対処してくださり、何とかその日の夜中に到着しました。初日だけ大阪の中学生たちとブッキングしました。二日目には中国からの留学生がやってきて、二週間同じ家にホームステイをしていました。中国語と英語と、対処できない事が多かったのですが、夕食後にテーブルゲームを行ったり、買い物について行ったりと出来るだけ家族の一員となり、自分の居場所は自分で見つける努力をしました。そして、私が家族の紹介をしていた時でした。祖母の名前を教えるとお隣の方が同じ名前の日本人だということで紹介していただきました。私と同い年の息子さんもいらっしゃって、何とも不思議な縁だなとしみじみ感じました。このおふた方にはいろいろと心配をしていただき大変お世話になりました。

二つ目は、国民性の違いです。積極的に話しかけてくるフレンドリーさには、終始圧倒されていました。また、日本とは違い、留学生に対する手のかけ方もルーズで、自由に一カ月過ごしてくださいと言った感じでした。いたるところに国旗が掲げてあったり、面識のない人とまるで友人の様に話をしていたり、など、現地の人たちからすれば日常の事でも、私にとっては勇気のいることだったり、日ごろ意識しない限定的なことだったりしました。日本人の持つ、譲り合いの精神と言われるものが、控えめだと認識されてしまいます。グローバル化の進む世界で、日本人はもっと積極的にアピールしていかなければ霞んでしまうのではないかと思いました。そして、学生であってももっと大人になり、自立し自分で生きて行ける力を身に付けていくべきだなと感じました。

今回のホームステイを通して、これからOB生として何らかの形で留学プログラムに関わっていきたいと思っています。そして、これから留学する学生たちにもアドバイスして行きたいと思っています。私自身も大学在学中にまた留学しようと思うようになりました。これからの人生の中で、海外と関わる機会は数えきれないと思います。自分の目で耳で感じて吸収し糧として行きたいと思います。今回はこの様な機会を頂き有難うございました。