西脇ライオンズクラブ 677-0015 兵庫県西脇市西脇990西脇商工会議所内 TEL0795-25-0711 FAX0795-22-8739


会長テーマ                    「一期一会」
生田 弘之

 西脇LCは1963年1月28日寒い時期に、59名のメンバーによって創立されたと聞いております。そのときのメンバーの皆さんはどんな初々しい気持ちで迎えられたのでしょうか。私たち後輩メンバーには知る由もありませんが、少しでもその折のすがすがしい初心を想像してみたいと思います。そのような伝統と歴史のある西脇LCと各メンバーにはそれぞれ「一期一会」のすばらしい出会いがありました。茶道の社会からきていると聞いていますが一期一会という言葉は一言で言いますと、出会いを大切にするということです。人と人の出会いに限らず物との出会い、出来事との出会い、その他の出会いにはそのとき、その瞬間が最後になるかもしれません。ですから一つ一つの出会いを大切にするということです。その意味におきまして各メンバーとの出会いは、すばらしいものであると思っています。初めてお出会いした人、以前から存じ上げていた人、皆さんとはこれからのLC生活を大切にして行きたいと思っています。一期一会の絆が今後の全てのアクティビティの原動力になると信じています。


アクティビティースローガン    「広げよう奉仕輪を
                         高めよう奉仕の心を」
私たちLCが始めたあるアクティビティがある団体に共鳴いただき次の年から共同でやることになりました。また次の年からは他の2つの団体にも同調していただき、共にやることになりました。それがやがては地域社会全体でのアクティビティとなりました。これなどはあまりにも理想的なケースであると思いますが、少しでもこのような形になるようなアクティビティがないものか考えてみる必要があると思います。逆に良いと思ってやっているアクティビティが、実は地域社会のなかであまり関心がなく、迎合されていないことがあるかもしれません。その意味で一つ一つのアクティビティを見直してみる必要があると思います。地域社会が今本当に必要としていることは何なのか・ どのようなことがひとづくり、ものづくり、まちづくりに役立って行くのか真剣に考えて見てはどうでしょうか。



本年度のキーワード
ともに生きる社会をめざして「世代間の交流を」
最近は核家族化が進み、一人暮らしの家庭が増えてきているように思われます。特に高齢者の一人暮らしが多いようです。話し相手もなく一日中テレビとかパソコン、ゲームなどを相手にしておられる方もあると思いますが、生きた人間の会話、コミュニケーションが大切ではないかと思います。
 そのような中で私たちは、もっと世代間の交流が出来ないものか考えてみる必要があるのではないかと思います。最近よく見かけますが朝夕の登下校時に子供たちの安心、安全を願って「子ども見守り隊」を組織して年配の方々が懸命に頑張っておられます。また以前行いました「市民ふれあいグランドゴルフ大会」は子供会の児童と老人会のお年寄りが混成チームを作って、お互いに楽しみました。これらはそのような各世代間の心のこもった交流の進展になっているのではないかと思っています。
 本年はそういったことを目的としたアクティビティを考えて取り入れてみたいと思います。

2010年度クラブ運営方針
生田 弘之
 東日本大震災という未曾有の大災害が起こり、たいへん多くの方々が亡くなられました。犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りいたします。また被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。原発事故という予期せぬ2次的な災害が起こり、いつ収束するかも分からない状況が続いており、被災者の方々は大きな不安を抱えておられます。電力の供給不足という事態とも直面しており、わが国を中心とする世界経済にも大きな影響を与えることになるかもしれません。リーマンショックのときの外需不振からやっと抜け出し、世界経済の情勢は少しよくなってきたように感じられますが、目立つことは昨年日本がGDPで中国に追い抜かれたということです。日本は43年ぶりに2位の座を明け渡しました。中国、ブラジル、インド等の新興国の台頭が目覚し
く感じられますが、これからはそんな国々への需要に大いに期待してもよいのではないかと思います。そんな折西脇LCは今年度創立50周年を迎える前の年となっていますが、メンバーの皆さん方には初心に帰っていただき、足元を見つめなおす年にしたいと思います。


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